2014年6月24日火曜日

アマ修斗 6/22 中国選手権 大会レポート

【大会名】第7回中国アマチュア修斗選手権大会
【主催】(一社)日本修斗協会 中国選手権実行委員会
【開催日時】2014年6月22日(日)
【会場】岡山県倉敷市/岡山県倉敷スポ-ツ公園(マスカットスタジアム武道場)

全26試合と数でこそ例年を下回ったが、次世代のエースとも言うべき「廻世代」の出
現を予感させる大会でした。

中国選手権は今回で7回目を数え、会場のマスカットスタジアムはそのアクセスのし
やすささから、

中四国の定番会場となっています。

開会式の中ではやはり、ゴミの持帰りやアップをする場所、観戦マナーなどについて
注意が促されました。

プロ興行のみならず、格闘技の試合会場確保はアマチュアにおいても困難になりつつ
ある状況と言えます。

毎年多くのプロシューターを誕生させて来た中国選手権。

今年は若手選手の成長が目覚ましく、その活躍に会場は釘付けとなりました。

フライ級優勝の老伽 正之選手(岡山/ゼロ戦クラブ)は決勝を膝の連打でKO勝ち。

バンタム級では決勝をネックロックで1本勝ちした井原 健太選手(徳島/アンドレイ
オス)が優勝。

そしてフェザー級、準決勝を鮮やかにパンチでKO勝ちした椙田 将弘選手(岡山/セコ
ンドアウト)を、

決勝で迎えたのは19歳の石井 逸人選手(広島/総合格闘技道場BURST)。
序盤こそ椙田選手のパンチに苦しむも、柔道ベースの寝技に石井選手が持ち込むと、
立とうとする椙田選手を押さえきって、2-0と辛勝ではあるものの判定で優勝。

ライト級では何と言っても青井 人選手(岡山/セコンドアウト)の活躍。
1回戦を三角十字で1本勝ちすると、準決勝では九州選手権準優勝の松崎 紀彦選手
(山口/有永道場 Team RRESOLVE)にKO勝ち。

決勝ではFORCE02(プロ修斗香川大会)のオープングファイトでドローの結果となっ
た、木村 大介選手(徳島/アンドレイオス)を飛び膝でKO勝ちで優勝。
この青井選手は更に若く、なんと17歳。
こうして十代の若手選手が活躍する中、更なる選手の育成と競技としての正しい普及
が必要であると実感させられました。

また中四国地方では今年3回目となる新人トーナメントの予定や、セミナー開催など
が閉会式でアナウンスされ、
再び活気付き始めた中四国地方を、今大会で体感することが出来ました。

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