【大会名】第7回中国アマチュア修斗選手権大会
【主催】(一社)日本修斗協会 中国選手権実行委員会
【開催日時】2014年6月22日(日)
【会場】岡山県倉敷市/岡山県倉敷スポ-ツ公園(マスカットスタジアム武道場)
全26試合と数でこそ例年を下回ったが、次世代のエースとも言うべき「廻世代」の出
現を予感させる大会でした。
中国選手権は今回で7回目を数え、会場のマスカットスタジアムはそのアクセスのし
やすささから、
中四国の定番会場となっています。
開会式の中ではやはり、ゴミの持帰りやアップをする場所、観戦マナーなどについて
注意が促されました。
プロ興行のみならず、格闘技の試合会場確保はアマチュアにおいても困難になりつつ
ある状況と言えます。
毎年多くのプロシューターを誕生させて来た中国選手権。
今年は若手選手の成長が目覚ましく、その活躍に会場は釘付けとなりました。
フライ級優勝の老伽 正之選手(岡山/ゼロ戦クラブ)は決勝を膝の連打でKO勝ち。
バンタム級では決勝をネックロックで1本勝ちした井原 健太選手(徳島/アンドレイ
オス)が優勝。
そしてフェザー級、準決勝を鮮やかにパンチでKO勝ちした椙田 将弘選手(岡山/セコ
ンドアウト)を、
決勝で迎えたのは19歳の石井 逸人選手(広島/総合格闘技道場BURST)。
序盤こそ椙田選手のパンチに苦しむも、柔道ベースの寝技に石井選手が持ち込むと、
立とうとする椙田選手を押さえきって、2-0と辛勝ではあるものの判定で優勝。
ライト級では何と言っても青井 人選手(岡山/セコンドアウト)の活躍。
1回戦を三角十字で1本勝ちすると、準決勝では九州選手権準優勝の松崎 紀彦選手
(山口/有永道場 Team RRESOLVE)にKO勝ち。
決勝ではFORCE02(プロ修斗香川大会)のオープングファイトでドローの結果となっ
た、木村 大介選手(徳島/アンドレイオス)を飛び膝でKO勝ちで優勝。
この青井選手は更に若く、なんと17歳。
こうして十代の若手選手が活躍する中、更なる選手の育成と競技としての正しい普及
が必要であると実感させられました。
また中四国地方では今年3回目となる新人トーナメントの予定や、セミナー開催など
が閉会式でアナウンスされ、
再び活気付き始めた中四国地方を、今大会で体感することが出来ました。
2014年6月24日火曜日
2014年6月17日火曜日
アマ修斗 6/15 北信越選手権 大会レポート
6月15日に新潟市白根カルチャーセンターにおいて、今年で4回目となる北信越選手権大会を開催致しました。
昨年に続き今年もエントリーした選手も多く、参加選手16名、全12試合の戦いとなり、 試合終了後にはレフリーとして来場されていた草柳さんによる1時 間のショートセミナーも開催致しました。
今回提出された試合申込書は、全選手が記入漏れもなく丁寧な文字で記入してあり、 試合に対しての心構え、真剣さが、 主催者側にヒシヒシと伝わってきました。
試合は修斗らしく、打投極がうまくリンクしている選手が勝利したと思います。
中でもウェルター級優勝のブレイブハートの葛西選手は、強い体幹からくり出す打撃と投げは圧巻でした。
負けた選手は今回わかった自分の穴をなくし、打撃からのテイクダウンや上のポジションをとる際の強さなどをし っかり身につけて、7月の関東大会、 東北大会と挑戦して欲しいと思います。
試合後のセミナーは、そんな反省点を振り返る、テイクダウンセミナーでした。 テイクダウン技術の細部までレクチャーしていただき、 草柳さんの人柄やテクニックに触れた参加者には時々笑いがこぼれ 、ピリッとした中でも冗談が出るような、 楽しいセミナーとなりました。
北信越選手権に出場した選手の中から、プロ昇格、全日本優勝選手が出ることを、皆さん是非注目していてください。
2014年6月12日木曜日
アマ修斗 6/8 九州選手権 大会レポート
第8回アマチュア修斗九州選手権 大会レポート
【大会名】第8回九州アマチュア修斗選手権大会
【主催】日本修斗協会 九州選手権実行委員会
【開催日時】2014年6月8日(日)
【開催場所】福岡歯科大学 トレーニング室
今年で第8回目を迎えた九州選手権は参加選手50名、全42試合と前回を上回る盛り上がりを見せました。
今回の目玉は何と言っても元、修斗フェザー級チャンピオン 松根 良太代表 率いるTHEパラエストラ沖縄から2名がエントリー。
フェザー級の仲宗根 武蔵選手(THEパラエストラ沖縄)は決勝戦ではフロントスリーパーを極めて安定した強さを見せつけての優勝。
15名参加の激戦区ライト級を制した結城 圭太選手(9‘sMMA)は決勝戦でヒールホールドを極めて念願の全日本への切符を手に入れ、師匠の上野 九平代表と抱き合って喜びを爆発させる場面も。
高校生 初出場でフライ級を制した中園 将生選手(赤崎道場A-SPIRIT)は今後が楽しみな選手。
■フライ級
優勝:家永 健祐(ヒルビリーウォリアーズ)
準優勝:向吉 武史(パラエストラ愛媛)
■バンタム級
優勝:中園 将生(赤崎道場A-SPIRIT)
準優勝:本田 大和(666フィクサー)
■フェザー級
優勝:仲宗根 武蔵(THEパラエストラ沖縄)
準優勝:盛坪 大樹(チームバナナ)
第3位:山口 翔(チームバナナ)
■ライト級
優勝:結城 圭太(9'sMMA)
準優勝:松崎 紀彦(有永道場TEAM RESOLVE)
第3位:林 哉宏(パラエストラ愛媛)
■ウエルター級
優勝:割石 晃次(パラエストラ愛媛)
準優勝:前田 英太(NICO MMADOJO)
第3位:中尾 陽祐(阿修羅ジム)
■ミドル級
優勝:南 陽啓(無所属)
準優勝:田口 雅浩(赤崎道場A-SPIRIT)
■クルーザー級
優勝:上荒磯 祐哉(NICO MMADOJO)
新しいジム・サークルが増えてきて、それに比例して参加者も増え、九州の格闘技界もいい流れが来てるようです!
今大会も全日本選手権により近い環境を考慮して歯科大のリングをお借りしました。
修斗の理念、礼に始まり礼に終わるを胸に留めて、恵まれた環境で試合が出来ることを感謝をこめて
最後は関係者、スタッフ、選手の皆さんで会場の中と外のゴミ拾いをしました。
ただでさえイメージが悪い総合格闘技ですが、修斗がちゃんとした競技であることを世間に解ってもらえるよう
こういった地道な活動が必要だと思います。
文責:赤崎 勝久
2014年6月3日火曜日
アマ修斗 6/1 関西選手権 大会レポート
第14回アマチュア修斗関西選手権 大会レポート
【大会名】第14回関西アマチュア修斗選手権大会
【主催】日本修斗協会 関西選手権実行委員会
【開催日時】2014年6月1日(日)
【開催場所】大阪市中央体育館・柔道場
全日本選手権への出場枠獲得をかけた各地方選手権大会が関西からスタート。
今年で14回目を迎える関西選手権、今年は46名のエントリー、39試合の熱戦が繰り広げられました。
昨年の全日本で関西地方からのプロ昇格者が多かったことから参加者の応募が少なることや技術レベルの低下などの不安がありましたが、応募者はほぼ前年とかわらず、そして試合内容も選手権大会のスタートにふさわしいアグレッシブかつ技術レベルの高い攻防の試合が多かったと思います。
特に印象に残った選手&試合は、テークダウンとトップキープで安定して全試合を勝ち進み優勝したフェザー級・和田 教良(京都/ピーズラボ大阪)選手。
こちらも安定した打撃で勝ち上がり、決勝戦、関西選手権最終試合を1RTKOで締め括り優勝したライト級・中本 龍平(大阪/BLOWS)選手。
そして今回、久しぶりに行われたライトヘビー級の試合は、近親の応援者だけでなく会場を巻き込んで大会一番の盛り上がり。
試合は相手の打撃をうまくいなして組み伏せた黒田 好治(和歌山/創道塾)選手が勝利。
会場の大阪市立中央体育館は以前、地下格闘技がイザコザを起こし問題になったのですが、地方ではそのような事から会場を取りにくくなっていると聞きました。
今回は冒頭にそのような事をお話しさせていただき、選手やジム・道場関係者観覧の方への周知とご理解をいただき、皆さんのご協力のおかげで今回も綺麗に会場を利用、お返しすることができました。
大会終了後は視察に来られていた佐藤ルミナ委員長、大会ドクター、レフェリー、ジム・道場長の皆さんと今後の運営についてや改善点などを話しながら会食。
非常によい話ができたので今後の運営にフィードバックさせていきたいと思います。
以上、第14回関西選手権大会リポートでした。
(中蔵隆志)
【大会名】第14回関西アマチュア修斗選手権大会
【主催】日本修斗協会 関西選手権実行委員会
【開催日時】2014年6月1日(日)
【開催場所】大阪市中央体育館・柔道場
全日本選手権への出場枠獲得をかけた各地方選手権大会が関西からスタート。
今年で14回目を迎える関西選手権、今年は46名のエントリー、39試合の熱戦が繰り広げられました。
昨年の全日本で関西地方からのプロ昇格者が多かったことから参加者の応募が少なることや技術レベルの低下などの不安がありましたが、応募者はほぼ前年とかわらず、そして試合内容も選手権大会のスタートにふさわしいアグレッシブかつ技術レベルの高い攻防の試合が多かったと思います。
特に印象に残った選手&試合は、テークダウンとトップキープで安定して全試合を勝ち進み優勝したフェザー級・和田 教良(京都/ピーズラボ大阪)選手。
こちらも安定した打撃で勝ち上がり、決勝戦、関西選手権最終試合を1RTKOで締め括り優勝したライト級・中本 龍平(大阪/BLOWS)選手。
そして今回、久しぶりに行われたライトヘビー級の試合は、近親の応援者だけでなく会場を巻き込んで大会一番の盛り上がり。
試合は相手の打撃をうまくいなして組み伏せた黒田 好治(和歌山/創道塾)選手が勝利。
会場の大阪市立中央体育館は以前、地下格闘技がイザコザを起こし問題になったのですが、地方ではそのような事から会場を取りにくくなっていると聞きました。
今回は冒頭にそのような事をお話しさせていただき、選手やジム・道場関係者観覧の方への周知とご理解をいただき、皆さんのご協力のおかげで今回も綺麗に会場を利用、お返しすることができました。
大会終了後は視察に来られていた佐藤ルミナ委員長、大会ドクター、レフェリー、ジム・道場長の皆さんと今後の運営についてや改善点などを話しながら会食。
非常によい話ができたので今後の運営にフィードバックさせていきたいと思います。
以上、第14回関西選手権大会リポートでした。
(中蔵隆志)
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