2014年5月15日木曜日

アマ修斗 5/11 沖縄ワンマッチ大会 大会レポート

2014年、前身であった沖縄フリーファイトから数えると今回7度目の開催となった琉球フリーファイトVol.4。

従来ならばアマチュア修斗&グラップリング&ブラジリアン柔術と3競技で行われていましたが、4月に沖縄で柔術プリーストカップという大きな柔術大会が行われたため、
今回はアマチュア修斗とグラップリングの二つの競技で行われることになり、これに伴い天下一ジムのリングをお借りして沖縄では初めてになるリングでのアマチュア修斗となりました。


アマチュア修斗の試合は、Theパラエストラ沖縄、カポエイラアカデミー、闘心、若柔術、グランドスラムAPPの五つのチームからエントリーがあり計5試合、

初戦の選手が半分いましたが今回は柔術茶帯の選手が参加したり、米軍のチームからの選手が参加したりと、バラエティにとんだマッチメイクとなりました。
5試合中一本決着が3試合、判定決着が2試合となりましたが、日本修斗協会アマチュア委員会の委員長の佐藤ルミナさんもアグレッシブで見ごたえがあったと言われた通り、
いい試合が多かったと思います。

[第1試合]ライト級 2ラウンド
〇港川 勇真(グランドスラムAPP)
S 1R 0:57
●村井 誠也(Theパラエストラ沖縄)
※スリーパーホールド

[第2試合]ウェルター級 2ラウンド
●ジェラード・ジャコルソン(カポエイラアカデミー)
判定 0-3
〇山城 翔(Theパラエストラ沖縄)
※A 豊島 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
 B 玉城 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
 C 砂辺 18-20(1R 9-10/2R 9-10)

[第24試合]バンタム級 2ラウンド
●米須 智史(闘心)
S 1R 2:46
〇星野 洋樹(Theパラエストラ沖縄)
※スリーパーホールド

[第25試合]フェザー級 2ラウンド
●若山 達也(若柔術)
判定 0-2
〇高見 亮(Theパラエストラ沖縄)〇
※A 豊島 19-19(1R 9-10/2R 10-9)
 B 玉城 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
 C 砂辺 17-20(1R 8-10/2R 9-10)

[第26試合]ライト級 2ラウンド
●大宜見 勇太(グランドスラムAPP)
S 1R 2:31
〇村井 誠也(Theパラエストラ沖縄)
※腕ひしぎ十字固め



大会終了後は、アマチュア委員会委員長の佐藤ルミナ(修斗ジムroots代表)セミナーが行われました。

セミナーの内容はパンチやキックのコンビネーション、タックルの切り方、足関節技やそのデイフェンスなど。

セミナーは多数の道場からの生徒が参加し笑顔も見られ、終始和気藹藹とした感じで行われていました。
佐藤ルミナさんは技術を余すことなく披露し、参加者は皆興味深く話を聞きながらそれぞれの技を練習していました。


今回の大会は沖縄の新聞、沖縄タイムスにも初めて掲載され、アマチュア修斗が徐々に沖縄に浸透しつつあると思います。



次回大会は10月~11月を予定しております。


文責:Theパラエストラ沖縄 松根 良太

2014年3月21日金曜日

アマ修斗 3/9 TNS主催大会 試合レポート

プロ修斗高松大会『FORCE 02』のオープニングマッチとして
アマチュア修斗公式戦2試合を実施しました。

第1試合は、アマチュア修斗戦歴1戦同士の対戦となりました。
柔術をバックボーンに持つ野地選手(一領具足)に対し、
柔道をバックボーンに持つ石井選手(トイカツ道場香川支部)の柔vs柔対決。

試合は、石井選手が終始試合展開を支配。
三角締めの体制からの腕ひしぎ十字固めで見事1本勝ち。

第2試合は、昨年に全日本選手権出場を果たした木村選手(アンドレイオス)に対し先日のアマチュア修斗井原オープンを制した若干17歳の青井選手(セコンドアウト)。

試合は、1ラウンドは経験で勝る木村選手がペースをつかみ優勢に。後がないと思われたものの青井選手は2ラウンド巻きかえす意地を見せ、レフリー、サブレフリー3者共に1ラウンドずつを取り合い結果は19-19のドロー。
トップアマ同士の激しい攻防は、その先にあるプロのリングでの対戦を期待できる内容でした。

TNS主催興行では地方のアマチュア修斗活性化の一因となる様に、
今後もオープニングマッチとしてアマチュア修斗公式戦を積極的に実施します。

今後もご期待ください。(文責:TNS)

2014年3月19日水曜日

アマ修斗 3/16 新潟ワンマッチ大会 大会レポート

【大会名】越後春一番乃陣
【開催日時】2014年3月16日(日)
 11:00 選手集合 計量・チェック
 11:30 ルール・ミーティング
 12:00 試合開始予定
【会場】新発田市カルチャーセンター 柔道場
(所在地: 〒957-0054 新発田市本町4-16-83)
【主催】ピロクテテス新潟
【備考】大会終了後に同会場柔道場にて、小見川道大セミナーを実施。
この他、グラップリング、BJJの試合を同時開催。
全対戦カードの結果は下記リンク先をご参照下さい。

http://niigatamma.ikaduchi.com/


新潟で過去7回開催されているピロクテテス新潟主催の越後風乃陣。
今回は季節柄、越後春一番乃陣という大会名で開催。
開会式ではセミナーのため来場していたNEO JUDO小見川道大選手からは
『皆さん、春一番をこの大会で感じて行きたいです。がんばってください!』
と、熱い一言をいただき、試合もその言葉通りにヒートアップ!

今大会では新潟では初開催のキッズのMMAルール(顔面なし)も開催。
主催者である風田の同級生でもある夢源会の岩木秀之代表(第2回空道世界大会王者)、
SAI-GYMのYOKOSAI代表とピロクテテス新潟と3つのジムが参加しました。

その後はアマ修斗公式戦、グラップリング、柔術、キックボクシングルール
全14試合が行われて半数以上が一本勝ちやKOでした。

その後は小見川道大選手によるセミナーが行われ、総合格闘技における右四つの展開を重点的に指導。
この日のセミナーには50名近くと、多数の参加者が世界基準の組技テクニックを熱心に学んでいました。
今後も新潟でワンマッチ大会やセミナーなどを開催し、
新潟地区の競技人口の拡大と競技レベルの向上を目指します。(大会主催:風田陣代表)

第5試合 ライト級 3分2R
○小川将貴(新潟/ピロクテテス新潟)
判定3−0
×小熊宏忠(新潟/UNDER GROUND)

A勇星:20-18(1R 10-9,2R 10-9)
B高橋:20-18(1R 10-9,2R 10-9)
C小池:20-18(1R 10-9,2R 10-9)

1Rは打撃の展開が多く、一進一退。
2Rからは小川がテイクダウン狙いに作戦変更し、
小熊をテイクダウンしてからは危なげなく小川の判定勝ち。

第6試合 ライト級 3分2R
×須貝秋彦(新潟/ピロクテテス新潟)
判定0−3
○植木健介(新潟/パラエストラ上越)

A小林:18-20(1R 9-10,2R 9-10)
B高橋:18-20(1R 9-10,2R 9-10)
C小池:18-20(1R 9-10,2R 9-10)

須貝が打撃で前にいくもうまく植木がかわす。
須貝がテイクダウンされてバックに付かれチョーク寸前までいくもなんとかエスケープ。
しかし、バックから逃がさない植木の強さが光り植木の判定勝ちに。

第7試合 ウェルター級 3分2R
×三角 宗(新潟/パラエストラ上越)
vs S 2R2’39″ スリーパーホールド
○笹 晋久(新潟/ピロクテテス新潟)

三角はあんこ型。笹が筋肉型。対照的な二人。
1R、三角は笹のミドルキックを食らいながらも、豪快に拳を振り回しながら的確にヒットさせていく。
2R、笹がミドルからヒザ蹴りを的確にあてていき、テイクダウン、バックに付きチョークで逆転一本勝ち。

第12試合 ライト級 3分2R
○須貝秋彦(新潟/ピロクテテス新潟)
vs TKO 1R2’27″ 出血によるストップ
×弦巻駿太(新潟/SAI−GYM)

パンチでどんどん前に行く須貝。弦巻のパンチがヒットするも負けずに前へ前へ。
互いの顔にはダメージの跡が。最後はパンチで押し切った須貝が勝利を捥ぎ取った。

第13試合 ウェルター級3分2R
○山子順(新潟/ピロクテテス新潟)
vs S 1R1’35″ 腕十字固め
×三角 宗(新潟/パラエストラ上越)

パンチからのテイクダウンで一気にサイドポジションへいく山子。
三角がそれを嫌いエスケープしようとエビをしたところでアームロックから腕十字へ移行し一本。

第14試合 ライト級 3分2R
○高橋俊介(新潟/UNDER GROUND)
vs S 1R0’41″ V1アームロック
×南波貞之(新潟/総合格闘技ジムBATTLE)

本日の最終試合。
試合はワンサイドな展開へ。高橋が距離をうまくとり、パンチで一気につぶしテイクダウン。
その後は一気にサイドポジションからV1アームロックによる一本。

2014年2月6日木曜日

アマ修斗 1/26 井原OPトーナメント 大会レポート

2014年のアマチュア修斗は岡山県井原市からスタート。
中国地方のアマ修斗はここ最近では同県倉敷市での開催がほとんど。
今回、大会を行った井原市は、
昨年の「VTJ3rd」を以て引退した藤井惠氏のお膝元。
そんな経緯から「闘裸男」を主催するTNSの協力により
今回の開催が実現された。

会場には試合開始前から多くの一般観戦者が訪れるなど
今までのアマ修斗会場では見られなかった様な雰囲気に。
開会式では、1月16日に永眠された
日本修斗協会会長兼ISCコミッショナー浦田昇氏への黙祷が捧げられ、
運営スタッフの胸には黒いリボンが付けられた。

大会内容は5戦2勝以下の選手を対象にした「ルーキートーナメント」
「第1回井原オープントーナメント」に加え
「柔術オープンクラストーナメント」が行われた。
さらに試合開始前には子供達による総合格闘技の演武として
「キッズMMA発表会」が行われ、
会場に駆け付けた保護者や一般観戦者から大きな拍手が送られていた。

本大会開催数日前から藤井氏自身は地元テレビやラジオに出演し
大会の開催をアピール。
その甲斐あって会場には道場関係者は言うまでもなく
多くの一般観戦者の姿が見られたほか、
地元新聞社やテレビ局が取材に訪れるなど
大会後の反響も期待される大会となった。